18日の月曜日の8時前に起こった地震、大阪の北部が震源地でマグニチュード6.1を記録する。交通機関や水道ガス電気のインフラ網に甚大な混乱を引き起こす、とりわけ通勤通学の時間帯発生したので「難民」が主要な駅や幹線道路で終日長蛇の列を作ったようだ。
大阪南部ではマグニチュードが4だったせいか、近くを走る路面電車もすぐに復旧!
大阪では観測史上初めてマグニチュード6弱を記録したとの報道、阪神淡路大震災よりも大きかったことになりますが、北部と南部で衝撃度がかなり違ったことになります。
95年の地震、早朝の未明にも拘らず既に覚醒していた時に大きな横揺れに続いてドンドンという激しい縦揺れ、家が倒壊するのではないかという恐怖心に戦慄しました!!
今回は、個人的には幸いにも大きな横揺れが3回、時間にして20秒もなかったのですぐさま安堵、テレビの速報に釘付け状態がお昼過ぎまで続きました。
インフラは本日(土曜日)現在水道、電気、鉄道が完全に復旧しましたが、ガスは来週の月曜日にずれ込む模様です。
以前は「防災」という言葉を使っていたが、そもそも自然災害を防ぐことは出来ないことから、今では「減災」という言葉を使い事前の対策を十分に行うように喚起されています。
更に「縮災」という、災害後の迅速な復旧をも視野に入れた言葉も使われ始めています。
「防災」が可能なのは「人災」です。そういう意味で小学校や民家の壁が崩れて犠牲者を出したのは未然に防げた紛れもない「人災」である。行政当局が糾弾されて然るべきである。
高度成長期に造られたインフラはそろそろ老朽化を迎えようとしています。改修や補強が急がれます。新たな大型の箱モノを造り景気を煽る以上に切羽詰っていると思います。
95年以降大小様々な地震に襲われていますが、その周期が短くなってきているのではないかと感じています。
「南海トラフ」や「西日本大震災」の予兆でしょうか?
大きなことは国や自治体に任せるしか術はありませんが、個人レベルでの備えは憂うる前に周到に行っておきたいものです、自戒を込めて!!
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